教育の常識を考え直す

地球儀は必要か?不要か?(1)いらない?ちょっと待て

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家に地球儀はありますか?

小学校5年生になると、小4の日本の地理を越えて、世界を学ぶようになり、「世界地図」や「地球儀」のお勉強をすることになります。

しかし、最近は、ネットで地球上のどこにでも行けてしまう、『Google Maps』や『Google Earth』があったり、教材の付録として地球儀がついてきたり、ペーパークラフトもあったりしますので、それで済ませてしまい、

家にちゃんとした地球儀がない

という家庭も珍しくなくなってきています。

 

実際、
地球儀がなくても「地理のテストはできた」という人もいますので、

そもそも、

地球儀って必要?

という声が出るのもうなずけます。

 

「地球儀がいらない」とされる理由

「地球儀があった方がいいのか、どうなのか?」
・・・という議論は昔からあったようです。

「頭がいい子はみんな持ってる」とか、「ウチの地球儀はホコリをかぶってる」とか、結局、地球儀があることで、賢くなれそうな気もするけど、なくてもなんとかなるだけに、いるorいらないが議論になりやすいようですね。国名が変わったり増えたりすることもありますし。

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この形が「ジャマくさい」という意見も

また、これが一番大きな理由だと思いますが、学校のテストや入試で「地球儀」そのものを題材にする問題が圧倒的に少ないことが、「地球儀不要論」に拍車をかけているように思えます。

実際、社会科(地理)のほとんどの問題が「地図」についての問題であり、中学に至っては、「地球儀」は地図に対して何が優れているか?(グリーンランドが地図より小さい)ぐらいしか話題にのぼりません。

それでは、小学校の入学祝の定番と言われた地球儀が、中学になると物置にしまわれるのもうなずけます。
地球儀をそう扱ってきた人が親になった時に、「はたして地球儀は必要なのか?」と考えるのも自然なことと言えます。

また、国名をおぼえるのも「地図」の方が圧倒的にカンタンです。
なにせ、小5で地球儀を学ぶより先に、小4で日本の都道府県を「地図」で学びますから、その延長線でできますし、テストなどでも、地図で問題が出るからです。また、地図の方が一度に全部目に入りますから、

地図でおぼえた方が圧倒的に効率がいいに決まっています

「地理の道具」として考えると・・・

 

それでも「地球儀が必要」なの?

このように、あきらかに「地図帳」の方が便利で、使用頻度が高いです。

しかしそれでも、
子どもたちに勉強を教えている人間からすると、安物でもいいので買っておいてほしいというのが本音です。

最近は2千円以下のものもあるので、そういったものでも構いません(なお、「選び方」については、また別の機会でご紹介いたします)。

なぜなら、地球儀は「地球」そのものの理解を、とても助けてくれるモノだからです。

 

(つづく)

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