前回もお話ししたように、昼夜逆転生活中の田中聖斗です。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
今日はそんな生活もよくないよ、というエピソード。
私、基本的にAmazonで生活しているので、送料無料・お急ぎ便無料・プライムビデオとか見放題の「プライム会員」なんですが、これ、有料なんですよね。
基本的にこれはカード決済なんですけど、それにまつわるメールが来たわけですよ。
なんと、プライム会員の資格が確認できずに、本日中に切れちゃう(これは昨日来たメール)ので、本日中にカード情報を登録し直せと。
・・・こうやって書いてると、「詐欺メールじゃん!」と思うのですが、その時の私は、「あーねむー、風呂はいろっかなー」というような状況。
えっ! どういうこと?
と、ポチッとなとしたわけですよ。
そしたらGoogle Chrome(ブラウザ)に、
ボンッ!と
この段階でも、「めんどいやつが出たな~、うるせえよ、先に進ませてくれ!」と思い、先に進もうとしたのですが・・・
警告画面には、トレンドマイクロのマークがちょっとだけ光り、文中にもフレッツ光契約者が無料で使える「セキュリティ対策ツール」(※西日本だけね。中身はウィルスバスター)の文字が・・・これ詐欺サイトじゃん!
よく見るとURLもAmazon.co.jpのドメインじゃないし、宛名も個人名じゃなくてメールアドレスだし、続けてほしいんだからいきなり契約を切られることなんてないし・・・まあ、大量のメールがあるといちいちリンクURLとか見ないよね。
いつもなら開かないメールでしたが、眠い、たるい、さっさと終わらせたい、そんな時はポチッとなとしてしまうこの怖さ。
そして、そんな愚かで弱い人間という生き物を優しく守ってくれる、人間の知恵の結晶セキュリティ対策ソフト。
ああ、僕たちは守られている・・・(大げさだな)
ちなみにその後、このURLは、「フィッシング詐欺サイト」として認知されたため、セキュリティ対策ソフトが入っていなくても、アクセスしようとしてもブラウザ自体が警告を出すようになりました。
じゃぁ、セキュリティ対策ソフトいらねーじゃん!
・・・という人もいるかもしれないけど、それは、中学生に「勉強しないと将来困るよ?」と言っても、「勉強なんて俺には必要ねー。しなくても絶対困らね-」という子どもと同じ反応です。
セキュリティ対策ソフトがなかったら、最初はChromeのブロックはなかったわけですから・・・無料無料で、何もお金もかけないのもよくないですよね(セキュリティ対策ツールも無料だけど)。
まぁ、アクセスしたからといって、カード情報を登録しなきゃ大丈夫といえばそうなんですけど、Chromeは便利なことにカード情報を記憶しちゃうこともできるので、そのままスイスイッと入力しちゃうと、とんでもないことになることもあります。おお怖い。
いつ、何時、なにがあるかわからないのが世の中。
そして、世の中、楽をして儲けたい、人を騙してでも儲けたいと思う人がたくさんいる世の中。
後で後悔しないように、「備え」はしっかりとしておかねばと思った次第であります。
あと、疲れている時は、何もしない方がいいということでもあります。