こんばんは、久しぶりの更新の田中聖斗です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
好き勝手書くブログは、別のブログでスッキリ分けたので、こちらは皆さんの生活や仕事に役立つ情報に絞ってお届けします。
今回は、レーザープリンター、特にブラザー製レーザープリンターのリサイクル(互換)トナーやドラムの印刷枚数のお話です。
Contents
リサイクル(互換)トナーってどうなの?
私は、リサイクルトナー利用者です。
というか、非常に多くの人が、リサイクルトナー利用者だと思います。
そこそこの規模の会社のプリンターは基本的にレーザープリンタ(複合機)だと思いますが、そこでも大概、リサイクルトナーや互換トナーを使っているような印象です。
少なくとも、私が数々の職場で見て来たトナーは、すべてリサイクルもしくは互換品でした。メーカー涙目。
しかし、インクジェットでリサイクルインクを使うかと言ったら、使いません。
インクジェットの場合、リサイクルの場合はマジで品質が低いので、プリンタが壊れやすいからです(インク量が少ない、色が弱いとかもある)。
でも、レーザープリンターのリサイクル(互換)トナーの場合、そこまで品質が低いと感じることはありません。だって、粉が入ってるだけですからね。
また、使い方も、どちらかというと仕事の「どうせ捨てられる」文書を刷るために使うのがレーザープリンターの宿命なので、「別にリサイクルでもいいじゃん?」「なんならコストが低い方がいいじゃん?」とレーザープリンターの場合はリサイクルトナーや互換トナーが定番です。
ちなみに私は個人事業主なので、大がかりなレーザー複合機を持っていません。
使うのはもっぱら、カラーは家庭用のインクジェット複合機で、モノクロはモノクロ専用のレーザープリンタです。
どちらもA4ですが、今のところ不自由していません。A3出力する場合は、近くのセブンイレブンで印刷します。
セブンのネットプリントは、パソコンやスマホから、ネットでファイルをアップしておけば、会員登録なしでも印刷ができて超便利です(会員登録なしなら1日はデータが残る)。昔は死ぬほど面倒でデータを読み込まないとかもありましたが、今はオフィスファイルすら読み込めるからこれで充分です。
とはいえ、モノクロプリントは頻繁に使うので、毎回コンビニというわけにもいきません。
私の場合は、物書きとして原稿を書くのもありますが、子どもに勉強を教えるために、プリントを用意しないといけないので、プリントの印刷が、結構あります。
とはいえ、プリントなんて基本的に使い捨てなので、最近話題の「エコタンク」でもいいんですが、私が・・・インクジェットの黒が好きじゃない。にじまない顔料インクでも、やっぱりレーザープリンタほどキレイには印刷されないので、ストレス!
あと、レーザーの方が圧倒的に印刷が早い!
しかし、その、リサイクル(互換)トナーって本当に大丈夫なのか? ちゃんとした分量入っているのか?
と思う人もいると思います。
特に、会社の金なら気にしないけど、自分の金だと気にするという、私みたいなアナタ! そこのアナタ!
そんなアナタと自分自身のために、実際の性能を記録していこうと思います。まぁ、備忘録です。
ブラザー製レーザープリンターの特徴
私の持っているレーザープリンタはブラザーのHL-L2365DWという、A4モノクロレーザーです。新機種も出ていますが、まだ旧機種が買える人気機種。
ホントはキヤノンの方が、静かでスピードも速くてキレイなのですが、キヤノンのこのクラスは、かたくなに本体サイズをにこだわって、内蔵トレーを採用せず紙がむき出しになるので、仕方がなくブラザーを使っています(2台目です)。最近のはカバーがかぶるようになりましたが、はみ出てもいいからトレーにしろと、ホントに。
ちょっと話がそれましたが、このプリンターに限らず、ブラザーのレーザーは、トナーと、ドラムユニットが別になっています(キャノンは一体型です)。
ドラムユニットっていうのはまぁ、インクジェットプリンターで言う「インクヘッド」みたいなもんだと思ってもらうといいでしょう。乱暴かもしれませんが、それだけレーザーには欠かせないものということで。
メーカーによると、交換目安としては、
トナーカートリッジを4〜5回交換に対して1回程度が目安です。(ブラザーダイレクト)
ということですが、「ドラムを交換して下さい」とエラーメッセージが出て、止まります。
この、ドラムユニット(HL-2365の場合はDR-23J)、一般の人からすると「何のために存在するかわからない割に高い」ものなので、ドラム交換のメッセージが出たら、本体を買い換えるのが一般的です。それだけ、高い!
ちなみにこのトナー(TN-28J)も高い。
今現在(19/5/12 20時)のAmazon価格で、DR-23Jが6990円+TN-28Jが6640円=13630円! もう少し出したら新しいの買える!
基本的にドラムユニットを交換するタイミングはトナー交換なので、両方買うくらいだったら・・・買い換える。そうしたのが私です。
トナー・ドラムの印刷枚数の確認方法は?
やっと本題。
そうしてリサイクル(互換)トナー生活を続けてきて、ついに、ドラム交換のタイミングになりました。
正確に言うと、「ドラムを交換して下さい」というメッセージは「ドラムリセット」という、ドラムを交換した時に行う操作を行い、プリンタをだましながらムリヤリ使っていたのですが、さすがに印刷がかすれかすれで、使い物にならなくなってきたのです。
ちなみにですが、この、ドラムの残量(トナーの残量も)というのは、実は確認できるということをご存じでしょうか?
トナーの確認方法(イマイチ)
ブラザー製品の場合、ドライバーやユーティリティーをインストールすると、その名もズバリの「Brother Utilities」というのが入り、ステータスモニターというソフトがプリンタを常時監視します。 こいつで、トナーの残量が確認できます。
ただ、こういった「常駐ソフト」はパソコンを重くする原因なので、カットしてしまった場合、スタートメニューから探してもらえば出てきます。
ユーティリティーの、ステータスモニターをクリックします。
凄い!トナーの残量がわかるよ!
・・・・ホントに便利か? この機能。
そもそも、レーザープリンターを使う人って、結構枚数を刷る人じゃないですか。
それなのに、こんな、インクジェットプリンタと同じような縦型で短く※残量表示できてもねぇ・・・実際、1000枚以上刷れるのがレーザーなのに、インクジェットと同じ表記でどうするのよ、ブラザーさん。
※Macだと横向きで長めに出ますので参考になります
そんな冷たい心を持ったアナタと私のための、もう一つの便利な残量表示をご紹介します。これなら、ドラムも確認できます。
トナー+ドラムの確認方法(オススメ)
こんなびみょーなソフトを使わずとも、もっと詳細のデータが出す方法があります。
実は、「このプリンターは今、何枚刷ったんだよ-」というのを印刷してくれる機能というのが、大概のプリンターにはついています(なので、メルカリなどに出品しているものは必ず確認してもらいましょう)。ネットで「メーカー」「通算」「ページ数」を入れて検索してみて下さい。メーカーごとに共通してると思われますが、必要に応じて型番を入れて下さい。
ブラザーのレーザーもご多分に漏れず、その機能を使って、トナーの残量表示、ドラムの残り印刷枚数などを細かに確認することが可能です。
Windowsの場合(上級者)
Windowsの場合②を書いた後に判明したけどこっちの方が早いです。(MacはMacの項を確認)。
ただ、
IPアドレス?なんじゃそりゃ?
という人は②の方法の方がよいでしょう。
- 「デバイスマネージャー」とか「デバイスとプリンター」とか「設定」とかから、とにかく対象のプリンタまで行きます
- (Windows7の例)ブラザーのプリンタを右クリックして「プリンターのプロパティ」を選択
- 開いたウィンドウのタブを「ポート」にして、
(Wi-Fiなどのネットワークにある場合)⇒標準のTCP/IPポートの左のIPアドレスをメモる
(USBで直接接続)⇒プリンタ本体からIPアドレスを取得する必要がある(めんどいので、Windows②の方がいいかも?)
- IPアドレスを、ブラウザの一番上の、URLを入れるところに入れてエンターを押す
- 出てきたページの左側にある「メンテナンス情報」をクリックします。出てきた画面(ステータス)でトナーの残量が、「メンテナンス情報」でこれまで印刷した枚数やドラムの使用数、ドラムの寿命も表示してくれます。
Windowsの場合②(初級者)
- 「デバイスマネージャー」とか「デバイスとプリンター」とか「設定」とかから、とにかく対象のプリンタまで行きます
- (Windows7の例)ブラザーのプリンタを右クリックして「印刷設定」を選択
- 出てきた印刷設定ウィンドウの、左下の「サポート」をクリック
- 再び出てきた「サポート」ウィンドウの、「プリンター設定の印刷」をクリック
- すると、プリンタが3枚印刷します。片面印刷になりますので、地球環境保護のため、自己責任で裏紙を使用して下さい。
- 出てきた紙の2枚目が、我々利用者が知りたい情報が載っています(1枚目は本体情報、3枚目はネットワーク情報)
- 全部英語ですが、見るべきは上3分の1で、下記のメッセージの部分です。
*Toner Cartridge⇒トナーの残量イメージです
Total Page Count:⇒プリンターが今まで印刷した枚数です
***Average Coverage:印刷面積です。よく、テスト印刷が5%という、アレです。文書ばかりなら5%前後です。
**Drum Unit⇒ドラムユニットの残り印刷可能枚数です。交換時は12000になります(DR-23Jの場合)
他にも何回トナーを交換したかとかも載ってます。超凄いですよね。っていうか普通に見れるようにしてほしいですよね。
MacOSの場合(超便利)
普通、印刷ユーティリティーは、Windowsの方が機能豊富というのが常ですが、ブラザーもご多分に漏れずです。
ですが、こと、残量表示などのメンテナンス表示に限って言えば、Macの方が見やすいです。IPアドレスとか難しいこと考えずに、ブラウザでステータスを見られます。
- システム環境設定で「プリンタとスキャナ」を開きます
- (MacOS10.13.6の例)「オプションとサプライ」をクリック
- 出てきたサブウィンドウで、「サプライのレベル」タブにすると、トナーの残量イメージがWindowsよりわかりやすく出ます。
- そのバーの下の「詳しい情報」をクリックすると、ブラウザが立ち上がります。出てきたページの左側にある「メンテナンス情報」をクリックします。出てきた画面(ステータス)でトナーの残量が、「メンテナンス情報」でこれまで印刷した枚数やドラムの使用数、ドラムの寿命も表示してくれます。超便利。
ちなみに、このブラウザ画面からだと、なにげに「トナー継続使用」というオプションが使えます。
おそらく、トナーの残量カウンタが「理論値」なので、ムリヤリ最後まで使わせてくれる機能だと思います。
リサイクル(互換)トナーの印刷枚数は?
さて、本当はこれだけが知りたいという人もいるかと思います。
私は前の機種で純正トナーを使っていましたが、毎回買うと馬鹿らしくなるくらい本体が安いので、今はもっぱらリサイクルトナーです。というか、リサイクルトナーといっても実際は「互換トナー」ということがほとんどな気がしますが・・・。
かといって、リサイクル・互換トナーもいろんなメーカーから出ていて、失敗したものもあるので、色々試しながらという感じです。
今のところ、コスパが良いなと思って使っているのは下記のもの。
Arthur Imaging Brother(ブラザー)トナーカートリッジ TN-28J。
お値段、2本で3千円笑。純正の約4分の1です。
ちなみにドラムも非純正の互換品がありますが、これも、約4分の1です。
brother(ブラザー)新互換トナードラムユニットタイプ DR-23J (BK/ブラック)1本セット 【シリアル番号】で品...
これを見ると、エコタンクがレーザーより安いといわれても、あくまでも純正との比較なので参考にならないですよね。
【ランニングコスト比較】
ブラザーHL-2365:約3円
ブラザーHL-2365(上記互換トナー+ドラム):約0.8円※
エプソンPX-S170T:約0.4円
※純正の4分の1で計算
【比較の結果】
では実際に、このトナーの性能がどんなもんなのか、上記の方法で印刷ページ数を確認してみました。
〈今回〉5/12まで12694ページ
〈前回〉2/8まで10395ページ
つまり
・
・
・
2299枚、つまり約2300枚! でした!
(トナー継続使用オフ時)
メーカーの純正品は、カタログによると、
約2600枚
なので、88%くらいの量ということでしょうか?
平均カバレッジ(印刷面積)が6%と、カタログ値よりも大きいのでその分の誤差を加味すると9割くらいですかね??
また、次の交換の時に記録を残していきます。
そして、一番いいトナーを探していきたいと思います。
ちなみにこのトナー、品質はまぁ、そこそこです。
ドラムは・・・両面印刷の時にガチャガチャうるさいですね。途中で壊れないか心配・・・互換品ゆえの宿命か?
brother(ブラザー)新互換トナードラムユニットタイプ DR-23J (BK/ブラック)1本セット 【シリアル番号】で品...