楽しい!学び術 近況報告

お月見の授業+月見だんご作りで地域活性化

久しぶりの更新ですが、先日、「中秋の名月」に合わせ、鳥羽見寺子屋で『秋の大型特別授業~あなたの知らないお月見+月見だんご作り』を企画して行ないました。

前回は、地球のプロジェクションマッピングと、ミニ地球儀作りでしたが、今回は、季節柄「お月見」ということもあり、月をテーマにした授業と、地域の方に協力をいただきながら、「月見だんご作り」も実施しました。

「月見バーガー」などの商業的なお月見のほうが先行し、いまや月見団子を飾る・・・なんて家庭も少なくなって来ていますが、「やはり伝統を続けていくのは大事」と地域の方のご支援をいただくことができました。
また、前回同様、保護者も(小さい子も)参加OKということにしていますので、とくに団子作りでは大きな力になっていただきました。

 

今の時代、一部を除き、お金を大量に抱えているという所は少なく、少しずつできることを組み合わせていくことで、これまで出来なかったことをできるようにすることが大事だと思います。
最近はなんでもボランティアに「置き換えればいい」と考えているような施策もたくさんありますが、あくまでも、参加した人たちが「よかった」と充実感を感じられるかどうかが大事です。

ですので、今回も、地域の力、親御さんの力を組み合わせることで、地域の子どもたちに特別な学びと体験の時間を提供することが出来ましたし、参加した親御さんも、普段なかなかできないことをお子さんと体験できたことに、また、自分の子どもが友達とどう関わっているのか知れたり、友達同士の自然な笑顔を見たりすることで、子どもの成長や社会性を確認することも出来ました。

地域としては、普段地域とのつながりがない子を集め、伝統を知ってもらったり、子どもたちの元気な姿を見ることが、地域活性化につながると感じていただけたようでした。授業の内容で「ほぉ~」と感心される方も目立ちましたが(笑)。

 

三連休の初日ということもあり、参加者は全部で44名でしたが、コミセンの会議室の規模から行くと、あと10人くらいしか余裕はなかったかも・・・。

なお、「月見だんご作り」ということもあり、8割以上が女子生徒でした!(元々寺子屋は女子生徒が多いのですが更に)

会場準備

コミセンにはスクリーンもプロジェクターもあります

コミセンには調理室があり、器具も揃っているので、フル活用できました

団子作り

中々まんまるのを作れず苦戦することも!

 

授業の内容としては、「惑星としての月」「お月様としての月」「お月見の由来」「この時期にやる理由」について解説しました。

寺子屋は「全強化対応」という学びの支援をしていますので、多面的に見ること、様々な科目のアプローチをすることを意識した内容になっています。時には算数の計算をさせたり、歴史に触れたり、理科に触れたり・・・。
また、時にクイズ形式で答えを考えさせることもあります。このときの「ひねり出し」が、学習能力を活性化させることにもつながります。

子どもたちは数字だけじゃわからないので、イメージしやすい例えが必要です

さらに、寺子屋は普段から年齢別クラスではなく、今回の参加者は小1~中学生、さらに保護者や地域の方もいるので、どこまでを説明して、どこまでを簡略化するかというのが難しく、授業の準備は死ぬほど大変です。

が、それでも、子どもたちにとって、「新たな発見」があり、「知ることの感動」と、「身近な体験」で「世界観を広げる」ことができる、こういった「知識×体験」型の授業は今後も継続していきたいと思いました。

 

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